2017年5月7日 (日曜日)
Basel World 2017 (2)

みなさま、こんにちは。

関東ではゴールデンウィーク連日良いお天気でしたね。

 

さて今日は、バーゼルワールドの続きをレポートいたします。

前回は3日目までをダイジェストでご紹介いたしました。

 

4日目(3月27日)はまず午前中から、カリ・ヴティライネン氏のブースへお邪魔しました。

※お写真はAHCI撮影のものをお借りしました。

 

今年はブティライネン氏の時計を日本で唯一扱われている林氏も一緒にお話しをして頂き、新作の魅力をたっぷりご紹介いただきました。

 

前作の「翡翠」に引き続き蒔絵や螺鈿を駆使した美しい「秋の暮れ」という作品でした。

 

そしてさらにこちらのシンプルなブルーのギョーシエダイアル作品も素敵でした。

 

女性の腕にもしっくりくる大きさです。

 

最近のお客様の傾向では女性も大きめのケースがいいですという方が多いように感じますが、こちらは小さすぎず大きすぎずのしっくりサイズです。

 

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ヴティライネン氏の後はミキ・エレタ氏とのミーティングのためにAHCIブースへ。

 
エレタ氏は今回、昨年発表の「UFO」も含めて3作品展示していました。

 

 

※こちらのお写真もAHCIからお借りしました。

 
今回は通訳で娘さんが同行されていました。
とても素敵な方です。

 

この昨年の新作UFOはちょうど私がウェブサイト用の動画を撮る取材で工房を訪れた時に、トゥールビヨンの部分のパーツを試作しているところでしたので何度見ても懐かしい気持ちがします。

 

エレタ氏は一週間後、14日(日曜日)に来日イベントを行いますのでお楽しみに!

 

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その後は「ドゥ・ベトゥーン」の担当者とお会いし、10本以上の実機を見せて頂きました。

 

ドゥ・ベトゥーンは日本でもすでに取扱いがありますのでご存知の方も多いかと思いますが、時計界の重鎮と言われるデヴィット・ゼネッタ氏と、天才時計師デニス・フラジョレ氏が15年前に創設したブランドです。

こちらのパーペチュアルカレンダー付きのモデルが個人的に一番気に入っています。

 

また、このブランドのシグネチャーでもある、チタンを焼き付けた魅力的なブルーダイアルもとても印象的です。

 

このブランドの魅力は、外観の美しさだけではなく、たとえばシリコン製のひげゼンマイを使用して温度や磁気の影響を受けにくい素材を追求する姿勢など、時計機構そのものにも深いこだわりを感じさせる点であり、独立系ブランドの良さが凝縮されていました。

 

また、お話の中でカスタマイズに関してもとても積極的で、弊社の自動巻きコレクターのお客様のために、手巻きモデルも自動巻きに出来る限りカスタマイズしてくださるというお話も頂きました。

 

近いうちに、こちらのブランドの魅力を詳しくご紹介したいと思っております。

 

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この日は最後に、アンデルセン・ジュネーヴのCEO、アシュリマン氏と会食でした。

 

アンデルセン氏ご本人は、ちょうどこのバーゼル期間中に金婚式のお祝いを迎えるとのことで、家族でお祝いをするためにジュネーブに戻られていて、今回は初日に少しお話をさせて頂いたのみでした。

 

相変わらずお元気なアンデルセン氏。AHCIの活動も積極的にされており、今回はアンデルセン氏が自宅と工房で保管するAHCIメンバーにまつわる膨大な量の書籍・雑誌をデジタルアーカイブにするために基金を募っているの言うお話もお聞きしました。

 

一部見せて頂いたこともあるのですが、AHCIメンバーの若かりし頃の写真がたくさん掲載されており、80年代に苦しい時代から立ち上がったころの時計師たちの凛々しい姿を垣間見ることが出来る貴重な資料達です。

 

CEOのアシュリマン氏は、時計師ではない難しい立場で独立時計師のブランドを後世に残していくという非常に難しい点に挑戦している一人です。

 

私とも年齢が近く、もともと出身が金融系という共通点もあり、お会いするたびに経営面などの様々なお話をさせて頂き、充実した時間を過ごすことが出来ました。

 

独立時計師たちも、初期のメンバーたちは年齢的にも世代交代の時期を迎え初め、それぞれの道を模索しています。

 

この問題を超えることにより、一人の時計師の一代限りで終わってしまうのではないかというユーザーの皆様からの不安な点を払しょくすることになりますので、みな真剣に取り組んでいます。

 

弊社でも、独立時計師ブランドを選定する際、ブランド継承についてもしっかりとした考え方を持っている点を重要視しております。

 

硬いお話のあとは、ディナー風景を少し。

 

スイスに来ると食べたくなる「タルタルステーキ」。

 

いわゆるお肉(生肉)のたたきですね。

 

日本では生肉を頂くことが制限されているため、たまにしかメニューに見かけませんが、スイスではポピュラーなメニューで、とても美味しいです!!

 

スープ、カブだったでしょうか・・・。

 

デザートはみんなでシェアしました。

メレンゲのデザート。

スイスでは定番のようです。

 

4日目も、時計師たちのあふれる情熱と、たくさんの情報を頭と心にたっぷり詰め込んで宿に戻りました。

 

次回は5日目以降をレポートします!

 

 


2017年5月4日 (木曜日)
独立時計師 ミキ・エレタ氏 来日イベント開催致します!!

みなさま、こんにちは。

 

GW真っ只中、いかがお過ごしでしょうか。

 

先月に引き続き、5月も弊社ギャラリーにてイベントを行います

今回は独立時計師 ミキ・エレタ氏が来日します。

 

 

今回は、「トレスカラコレス」の納品式のために来日しますが、弊社ギャラリーでも人気の高かったこの「トレスカラコレス」をご覧頂く最後の機会となります。

 


トレスカラコレス

 

さらに、現在展示中の「ヒポカンポス」に引き続き、もう一点「No26」という振り子時計も新しく展示致します。

 

ミキ・エレタ氏は、現在までにキネティックアート(動く芸術)作品が80点、それに加えて時計機能が付いた作品を33点発表しておりますが、そのうちの貴重な3点が弊社ギャラリーにてご覧いただけます。

 

また同じ作品は2つ作らないというポリシーのもと、常に斬新なアイディアとデザインを生み出しているミキ・エレタ氏の世界観を感じにいらしてください。

 

みなさまのご参加をお待ちいたしております。

 
 

ご参加ご希望の方は、下記のお問合せフォームよりお申し込みくださいませ。
 

 

独立時計師 ミキ・エレタ氏 来日イベント

 

場所 : ステラ・タイムピースギャラリー(銀座)
時間 : 14:00~18:00
     (オードブル及びウェルカムドリンクをご用意しております)

 
 

お問合せフォーム  https://stella-polare.co.jp/contents/form_co

 


2017年4月26日 (水曜日)
クリストフ・クラレ氏 来日イベント!

みなさま、こんばんは。

 

バーゼルワールド2017のご案内がなかなかできぬまま4月が終わろうとしております。

 

時間がたつのは早いですね・・・。

 

バーゼルレポートはまた続きを書きますが、本日は先週末に行われたイベントについてご報告したいと思います。

 

今回のイベントは、私の良き友人である女性社長が日本と中国でのクリストフ・クラレ時計イベントを企画されたので、日本では弊社ギャラリーを会場として頂くことになりました。

 

パネル

当日は、弊社ギャラリー奥のショーケース3台を使って、クリストフ・クラレワールドを作りました。

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クリストフ・クラレ氏。

 

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今回は全部で7本の時計を持ってきてくださいました。

 

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クラレ氏の時計解説に、みなさま真剣に聞き入っていました。

 

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最終的にはスタッフ合わせて20人近くになり、小さなギャラリーは手狭でしたが椅子の配置を変えていましたので少しは広く使って頂けたのではないかと思います。

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ユニークピースを手に取らせていただいて・・・

みなさん、グローブを借りてドキドキ・・・。

 

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ポーカー。

ダイアル上でポーカーが3人でプレイできます。

カードはそれぞれの位置からしか見えないようにブラインドがついています。

 

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ケースサイドからも・・・ふむふむ、かっこいい。

 

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レディースウォッチ、Marguerite。

自動巻きのローターが繊細な作りなのでケースバックにも思わずうっとり。

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Margotもとても素敵でした。

花占いにある偶然性を再現するためにとても複雑な時計機構が使われています。

 

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お写真も皆様それぞれに撮られていました。

 

 

どれもみな美しく、そして機能性とエンターテイメント性にあふれる素晴らしい時計ばかりでした。

 

弊社で取り扱っている6ブランドとはまた違った、独立時計師の世界観を皆様にお伝えできたのではないかと思います。

 

 

 

次回のイベントは、5月14日(日曜日)

ミキ・エレタ氏が来日します。

 

「トレスカラコレス」をご覧いただける最後のチャンスです。

 

ご参加ご希望の方は、是非お問い合わせフォームまたはメールにてご連絡くださいませ。

 

お問い合わせフォーム

https://www.stella-polare.co.jp/contents/form_co/index.html

 

 

 

 

 


2017年3月27日 (月曜日)
Basel World 2017 (1)

みなさま、こんにちは。

 

バーゼルワールド2017、参加3日目が無事終わりました。

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1・2日目は主に今回メインのクリスチャン・ヴァン・ダー・クラウ社とのミーティング。

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独立時計師ブランドは、そのほとんどが在庫を持たない受注生産となりCVDKも同じなのですが、毎年このバーゼルワールドに合わせて最大数の実機を用意してくれますので、ここではたくさんの作品を一度に見ることのできる年に一度の貴重な機会となっています。

 

そして、いよいよ新作とのご対面!!

 

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リアルムーン ステラ ネビュラの実機は、想像以上に美しい仕上がりでした。

 

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この作品は、アンモライト宝石を今まで最高に薄く加工をしなくてはならず、制作に困難続きでした。

思考錯誤の結果この美しい時計が出来上がりました。

日本で皆様にお披露目できるのがとても楽しみです。

 

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AHCI(独立時計師協会)のブースは相変わらずの人だかり。

 

でも、時計師たちにとても優しく迎えて頂きました。

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カウンターでコーヒーを頂いていたら、手作りアップルパイとバーゼルの伝統的なBasler Leckerlyを頂きました。

 

夕方になるとワインが振舞われることもあります。

 

各時計師たちと、有意義なミーティングを繰り広げ、あまりに集中しすぎてヘトヘトになりますが、素晴らしい作品をたくさん見ることができますのでとても幸せな時間です。

 

本日までに下記のブランドとミーティングをすることができました。

(敬称略)

 

クリスチャン・ヴァン・ダー・クラウ

アントワーヌ・プレジウソ

ステパン・サルパネヴァ

ベアト・ハルディマン

クリストフ・クラレ

アンデルセン・ジュネーヴ

ヴィンセント・カラプレーゼ

菊野昌宏

フロリアン・シュルンプ(AHCIゲスト)

 

そして!!

 

今回はとてもうれしいことに、フィリップ・デュフォー氏にもお会いすることができました。

 

デュフォー氏が注目の若手時計師のお話などもお聞きでき、とても素晴らしい機会でした。

 

また改めて記事にしたいと思います。

 

それでは、後半戦も頑張って参ります!!

 

 

インスタグラムも始めました!

是非ご覧くださいませ。

https://www.instagram.com/stellapolare2016/

 

 

 

 

 


2017年3月23日 (木曜日)
STELLA NEBULA 発表!!

みなさま、こんにちは。

 

本日より、バーゼルワールド2017が始まりました。

 

今年、ステラ・ポラーレは独立時計師のブランド「クリスチャン・ヴァン・ダー・クラウ」とともに、世界で初めての試みとしてとても珍しい宝石を使用した時計を発表しました。

 

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こちらは特設ページを開きましたので、是非こちらをご覧くださいませ。

 

日本語サイト

http://stella-polare.co.jp/event/index_jp.html

 

英語サイト

http://stella-polare.co.jp/event/index_en.html

 

また実機の写真は、順次こちらのブログにてアップして参ります。

 

おたのしみに!!

 

 


2017年3月21日 (火曜日)
バーゼルワールド2017 まもなく開幕!!

みなさま、こんにちは。

 

ご無沙汰致しております。

だいぶ春めいてきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、1年に一度の時計の祭典、「バーゼルワールド」の時期が今年もやってきました。

 

今年は3月23日(木曜日)から3月30日(木曜日)まで開催されます。

 

今年の大注目はこちらのブランド!!

 

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クリスチャン・ヴァン・ダー・クラウ です!!

 

今年はずっと大切に温めていました、ステラ・ポラーレとCVDK社とのコラボレーション企画の時計が発表されます。

 

3月23日(木曜日)現地時間午前10時(日本時間午後6時)より、ステラ・ポラーレWEBサイトでは特設ページもオープンしますので、どうぞご期待くださいませ。

 

 

その他、独立時計師の新作情報などを随時レポートして参ります。

 

なお、みなさまから独立時計師へのご質問なども随時受け付けております。

 

ご自身の気になる時計師に、こういう時計はないの?こんな時計は作れるの?と言ったご質問などございましたら、ステラ・ポラーレが代わりに現地で可能な限り直接質問をしてお答えさせて頂きます。

 

どうぞこちらのフォームより、お寄せくださいませ。

 

<お問合せフォーム>

https://stella-polare.co.jp/contents/form_co/

 

 


2017年2月3日 (金曜日)
2017年 本年もよろしくお願いいたします!!

みなさま、ご無沙汰しております。

2017年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

ご挨拶が遅くなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

ステラ・ポラーレは昨年末からおかげさまで慌ただしい毎日を送っております。

 

 

近況報告を少し・・・

 

年末には、ミキ・エレタ氏の「トレス・カラコレス」のご希望を正式に頂きました。

この5月には正式にお客様のもとへお届けすることになります。

ステラ・ポラーレでは納品等もしっかりとさせて頂くため、

5月にはミキ・エレタ氏ご本人が来日します。

来日に合わせ、イベントも開催予定ですのでお楽しみに!!

 

また、最近ではパテックフィリップのアンティーク懐中時計・ペンダントウォッチへのご希望も頂いております。

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1910年製のペンダントウォッチです。

 

状態も良く、デザインもとても素敵ですので実際にアクセサリーとして使用して頂くことが出来ます。

 

昨年、富裕層の方が集まるクリスマスパーティにてプロモーション用で身に着けましたが、多くの方の目に留まったようで、とても好評でした。

来週、ご興味のあるというご婦人にお見せしますので、気に入っていただけたらいいなと思っております。

 

バーゼルフェアも近づいており、会期中の予定もだいぶ煮詰まって参りました。

 

今年も、独立時計師たちの様々なニュースをお伝えして参りますのでご期待ください!

 

 

株式会社ステラ・ポラーレ

ステラ・タイムピースギャラリー

 

 

 

 

 

 

 


2016年12月24日 (土曜日)
メリークリスマス!!

みなさま、こんにちは。

 

お久しぶりの投稿となりますが、みなさまいかがおすごしでしょうか。

今日はクリスマスイヴですね。

 

ギャラリーオープンから初めてのクリスマスを迎えましたが、ステラ・ギャラリーでもこの12月はささやかながらクリスマスツリーを展示しました。

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嬉しいことに、29日までお客様のご来店ご予約を頂いていますので、日本式に25日を過ぎたらツリーを仕舞いお正月飾りにするか、それとも欧米式に年明けまで飾っておくか・・・

 

悩ましいところです・・・

 

初年度から、多くのお客様にお越し頂き、とてもうれしい限りです。

ご来店いただきました皆様、本当にありがとうございます。

 

まだ、お越し頂いていない皆様、来年こそは是非お越しくださいませ!

 

 

独立時計師の時計は、自分で言うのもなんですが・・・

とてもマニアックな作品が多い世界ですので、やはり実物をご覧頂き、よくよく悩んで頂くのも必要と実感しました。

 

先日、お求めいただきましたお客様は、最終決定までほぼ一年越しでした!!

 

ユニークピースや限定モデルは早い者勝ちなので悩ましいところですが、そのほかの作品に関しては何度も実機をご覧いただき、楽しく悩んで、是非コレクションに加えて頂ければと思っております。

 

2017年も、ますます、魅力的なタイムピースたちをお届けできますよう精進してまいります。

 

ご期待くださいませ!!

 

サンタさんが、寒気も一緒に連れてきたようです。

 

今年は気温差が激しいですので、みなさまどうぞお風邪など召されませぬよう

 

素敵なクリスマスをお過ごしください!!

 

 

株式会社ステラ・ポラーレ

ステラ・タイムピースギャラリー

 

 

 

 

 


2016年11月11日 (金曜日)
ジュネーヴ・グランプリ2016 発表!

みなさま、こんにちは。

 

11月10日午後6時30分(日本時間の真夜中)にジュネーヴグランプリの発表がありました。

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ステラ・ポラーレが扱い中の2ブランド、ルドヴィック・バルアーとアンデルセンが最終ノミネートに残っていましたが、残念ながら各部門のグランプリ受賞は逃しました。

 

しかし、そうそうたるブランドが並ぶ中、すばらしい健闘ぶりであったと思っています。

 

さっそく2つのブランドに、メッセージを送りました。

 

 

女性向けハイメカ部門は、グランプリとしてジラール・ペルゴのキャッツアイトゥールビヨンが選ばれました。

 

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画像ではわかりにくいですが、ダイアルはマザーオブパールとなっていて、実物はさらに美しいものだと思います。

 

トゥールビヨンを「キャッツアイ」と名付けてしまうセンスの良さも素敵ですね。

 

一方、カレンダー部門ではMB&Fのレガシーマシーンパーペチュアルが選ばれました。

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こちらも、ダイアルなしのスケルトンデザインで、カレンダーメカニズムを目の当たりにできるところが凄いですね。

 

 

ちなみに全体グランプリはこちらの作品です。

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フェルディナント・ベルトゥー

クロノメトリー フェルディナント ベルトゥー FB1

 

 

 

こちらのページで、各部門受賞作品をご覧いただけます。

受賞作品

http://www.gphg.org/horlogerie/en/prize-list-16

 

トップページ

http://www.gphg.org/horlogerie/en

 

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ルドヴィック・バルアーアップサイドダウン「アールデコ」は

 

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日本ではこちらがご覧いただけます。

24本限定版、アップサイドダウン マザーオブパールダイアル。

(12本:レッドゴールドケース、12本:プラチナケース)

 

 

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アンデルセン・ジュネーヴ

20周年記念セキュラパーペチュアルカレンダー(ブルーゴールド)は

 

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日本では、シンプルな旧ヴァージョン(プラチナケース)をご覧いただけます。

シャープなラグのデザインにも注目です!!

 

是非一度、彼らの素晴らしい作品を観にいらしてください。

 

 

お問い合わせはこちら
https://stella-polare.co.jp/contents/form_co/index.html


株式会社ステラ・ポラーレ
ステラ・タイムピースギャラリー

 

 

 

 

 

 

 

 


2016年10月24日 (月曜日)
アップサイドダウンの魅力~高級時計専門サイト Quill & Pad より~

みなさま、こんにちは。

大変お待たせ致しました。

ルドヴィック・バルアーの「アップサイドダウン」の技術的な詳細に
関する記事を、高級時計専門サイト Quill & Pad から改めまして
ご紹介させて頂きます。

タイトルは
「混乱が畏敬の念への道を拓く時
(When Confusion Paves The Way To Awe)」

 原文はこちら→
When Confusion Paves The Way to Awe: The Ludovic Ballouard
Upside Down

自称時計オタクであるジョシュア・マンチョー氏が、ルドヴィックの
アップサイドダウンの魅力について熱く語っていますが、文章全体
(特に前置き)が長くなっておりますので、要旨を読まれたい方は
太字の部分を先にお読みください。


*****************


我々が住んでいる世の中はとても複雑で、ときには全てが大混乱と
なることがある。

ニュースを見ていると、こちらの国やあちらの国で一体何が起きて
いるのか、自分の近くのことですら、わけが分からないことが多い
世の中だ。

そういう世の中に生きていると、とても困惑することがままある。
 
困惑が極まると、それは医学的に病気と認められたものにすらなる。
錯乱や妄想を伴なうような急性の錯乱状態は一時的な記憶や方向性の
喪失につながっている。

直線的な思考が不可能となり、自分がいつ、どこにいるのか、
自分が誰であるのか分からなくなったり、また最近の出来事すら
忘れてしまう。

このような深刻な錯乱状態は薬剤に対する反応や脳の損傷、
認知症の発病などによって引き起こされるものである。
 
とはいえ、認知症や脳の損傷とは関係のない錯乱状態もある。
軽い錯乱状態は、自分が当然と思っていることが突然、または微妙に
裏切られたときに起こりうる。

例えば、飛行機から下りてきた友人を抱きしめようと走り寄ったら
その人が違う人だったと気付いたときの困惑などがそうである。

自分が期待していたものと見ているものの差異に戸惑い、友人と
赤の他人を間違えたことに恥を覚えるだろう。
 
それは、脳が「友達」だと思っていたのが、走りよったときに
「友達」が「他人」に突然、変わったからである。

脳は自分の間違いを理解するのに苦労する。
もしかすると、友達は他人の横にいたのに、脳が友達の顔と他人の
コートの2つをつなげてしまったのかもしれない。
しかし、それにしても、「なぜ」このような間違いが起きたのかが
分からないうちは、困惑と混乱に満たされ、もしかすると騙された
ことに対する怒りまで感じるかもしれない。

しかし、困惑の原因が明らかになり、実は友達は間違って抱きしめ
ようとした他人のすぐ後ろにいることが分かると、困惑や混乱は
消えて、続いて恥ずかしさも消え、場合によっては「面白い」という
気持ちに変わるだろう。
 
このような混乱は我々が日常的に体験しているものである。

サンドイッチを冷蔵庫のヨーグルトの横にしまったと「分かっていた」
はずなのに、そのサンドイッチが違う棚にしまってあると一時的な
混乱を覚える。

私は忙しいときに、工具が四方八方に散らかっていて、突然そこにある
はずだったドライバーや消えてしまうことがある。
一分後にそのドライバーが金槌の上、いや下に見つかる。
見つかるまでは大変な混乱状態におちいる。
たくさんの情報量を取り入れているときや、非常に熱心に何かに集中
しているときに特にこのようなことが起こりやすい。

これは自分の周囲に対する注意度が落ちているからだろう。
突然、訳が分からないことが起きたときはショックと戸惑いを覚える
のである。
 
バルアーのアップサイドダウンをはじめた見たときに感じたのもまさに
このような戸惑いと混乱であった。

なんで自分が混乱しているのかも分からないまま、とにかく、何かが違う
、と感じたのだ。

そして次の瞬間に気がついた。

数字が全て逆さなのだ。

混乱はまだ続くが、取っ掛かりができた。
さらに30秒くらい経過したところで、一つだけ逆さでない数字が
あることに気付いたときに、混乱は驚異に変わった。

なぜこの作品が素晴らしいのか、なんで一見普通に見えながら、実は
ものすごく変わった作品であったのかという理解の始まりである。
 
アップサイドダウンはジャンピングアワーの腕時計で、現在の時間以外の
数字は逆さに表示されている。
逆さでない数字が今の時間で、その隣りには小さなドット表示もあり、
理解を助けてくれる。

各数字のドットは、自分の時間がまわってくるまで、数字表示デイスクの
縁の外側に隠されるように位置されている。
 
とてもエレガントで悪戯心いっぱいのデザインだが、そのメカニズムは
もっと興味深い。

ペスー7001(ムーブメントの名称)の面影を持つが、ムーブメントは
ほとんど全てバルアーの独自開発によるもので、全く素晴らしすぎるとしか
言えないものなのだ。
 
このメカニズムのデザインの素晴らしさに惚れているので説明させて欲しい。
 
まずは分の歯車から全てが始まる。

これがムーブメントの裏にある「スネイルカム」と連動していて、全てを
動かす要となる。

スネイルカムにはレバーがつながっているが、このレバーの先端には2つ目の
レバーがあり、これがバネの力で外周のリングを抑える役目を果たしている。

この外周のリングには24の歯が刻まれているが、その歯には2種類の形が
ある。
 
スネイルカムが一時間で一周して、正時になると、二重レバーの一つ目の
レバーがスネイルカムの最も低い位置にカクッと落ち、2つ目のレバーが
外周リングの歯に引っかかって次の位置に進める。

同時に、バネによってその位置に固定される。
 
このときに、外周がまるでダンスのように一斉に動く。
リングの外側に4つの歯が刻まれていて、それらが12のジュネーブ式歯車と
連動している。

マルタ十字型歯車とも呼ばれるこれらの歯車は文字盤の数字を動かしている。
十字の一つずつには4つのくぼみがあるが、4つの歯が文字盤の数字を360度
回転させるしくみとなっている。
 
正時になって外周リングが回転すると、2つの歯が連続する2つの十字型歯車に
ひっかかってそれぞれを180度回転させる。
そうすることによって、2つの数字が今までと逆さになる。

新しい時間の数字は正しい方向に表示されるように、そしてすぐ隣りの過ぎた
時間の数字は逆さになるというしくみだ。
 
一時間過ぎるごとに、2つの数字がリングの4つの歯にひっかかって、180度ずつ
回転することになる。
 
お見事と言うしかないしくみだ。

あまりにも素晴らしいので、ムーブメントが見えるような特別版をリクエスト
したいくらいだ。

十字形の歯車にサファイアを付けて、透明な数字の向こうにムーブメントが
透けてみえるようなものを、バルアーさん、どうかどうか作ってください。
 
バーゼルワールドで、ルドヴィック•バルアー本人に会うという光栄なチャンスに
恵まれたが、そのときにマザー・オブ・パールの象嵌細工の文字盤を持つ
アップサイドダウンの最新バージョンを見せてもらった。

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素晴らしいの一言に尽きるが、12本の限定版でケースはレッドゴールド。
私が見せてもらったのはプラチナケースだったが、これはユニークピース
だったのかもしれない。
(注:実際にはレッドゴールド12個、プラチナ12個の限定版。
   プラチナの12個の内1つはベゼルにダイヤモンドが施された
   ユニークピースです。弊社でご覧になれます。)
 
何年も前からネットなどの写真でこの作品を見てきたが、実際に手に取って
見ることはメカオタクの自分にとってはしびれる体験だった。
 
バルアーのアップサイドダウンは、その素晴らしいムーブメントを知らない人に
とっては混乱を招く作品だが、その秘訣を知る者にとってはこの上なく欲しい
作品だ。

最初にこの作品を見たときの居心地悪い困惑は今や懐かしいもので、さらに
この作品の楽しみを深めてくれている。
 
ということで、この作品の総合評価は:

◆Wow(驚き)度:8点。 最初の困惑が過ぎると大きなWow!に変わる
              スリーパーウオッチ。

◆欲しくてたまらない度:94.87点。 朝方まで欲望をかきたてる作品。

◆オタク度:68.99点。バルアーはFPジュルヌやフランク•ミュラーの
      弟子だっただけに、ムーブメントのオタク度は高い。

◆その他の機能:なし。
        多くの素晴らしい作品同様、この時計は時間表示以外の機能は
        ない。技術的には非常に仕掛けの多い作品だが、表示は時間のみ。

◆イテテ度:バスにひかれるリスクを考えても、いつまでも着けていたい作品?

◆人魚度:困惑感が過ぎるとすっかり惚れてしまう作品。
     惚れられないあなたはいつまでも独身の身かも・・・。

◆スゴイ度:684。ムーブメントの部品数228に耐水圧3をかけた数字が
      この時計のスゴさを表す!

************

いかがでしたでしょうか。


このような記事のご紹介をこれからも少しずつしていければと
思っております。

ご不明な点等ございましたらどうぞご遠慮なくお声掛けくださいませ。


お問い合わせはこちら
https://stella-polare.co.jp/contents/form_co/index.html


株式会社ステラ・ポラーレ
ステラ・タイムピースギャラリー