2018年1月29日 (月曜日)
SIHH 2018 レポート(1) 会場の様子

みなさまこんにちは。

 

ここのところ厳しい冷え込みが続いていますね。

私がスイスから帰国した翌日に東京でも大雪が降りましたので、周りの方々から「スイスから雪雲を連れてきてしまったの!?」と言われました(笑)

 

今回、この時期にスイスに行きましたのはSIHH(ジュネーブサロン)に参加するためでした。

 

 

高級時計業界の世界的イベントと言えば3月末に開かれる「バーゼルワールド」が有名ですが、実は近年このバーゼルワールドは縮小傾向にあり、その代わり1月中旬にジュネーヴにて開催されるSIHHがどんどん規模を拡大しているのです。

 

SIHHは「Salon International de la Haute Horlogerie」の頭文字をとったもので、フランス語で国際高級時計サロンの意、通称ジュネーヴサロンと呼ばれています。

 

このサロンの主催者はFHH(高級時計財団)。時計界の大手勢力の一つであるリシュモングループが運営する財団です。

 

リシュモングループが運営ということもあり、傘下のブランドばかりが展示される偏りのあるイベントなのではないか?というあまり良くないイメージを勝手に持っていましたが、実際に見てみるともちろん傘下ブランドがメインではありますが、その他の独立系ブランドもしっかりと参加しており、高級時計業界の成し遂げたいことがきちんと実現された、それはそれは品格のあるイベントでした。

 

知らなかった!!という方もいらっしゃるかと思いますので、いまさら・・・というようなこともちょっとご説明をさせて頂きたいと思います。

 

このSIHHは「ご招待制」となっていて、参加ブランドからの招待状(名前の登録)が必要になります。

 

お客様も、皆さま各ブランドからの招待を受けて参加します。(現在は最終日のみ一般の方々にも公開しています。)

 

場所は、ジュネーヴ空港からほど近い「Palexpo(パルエキスポ)」という大型展示場でその中に非常にシンプルで統一感のある美しい内装を施しています。

 

 

入口は空港さながらの手荷物検査があり、たとえ登録制であっても高価な時計ばかりが集うということもありセキュリティーには万全を期すという体制が見て取れます。

 

全員が写真入りのIDカードを交付してもらい(写真はその場で撮影してもらえます)いよいよ入場です。

 

まず入り口正面に見えてくるのが「Carré des Horlogers」(高級時計の一角)、こちらが独立時計師を含め比較的規模の小さい時計メーカーが集まるコーナーです。

 

 

そしてその奥に、大手メーカーがずらっと並びます。

 

 

大手メーカーは、いろいろな時計雑誌・サイトが紹介してくださっていますので、私は独立時計師たちの作品を中心に見てまいります!

 

それぞれのブースにて、基本アポイント制にはなっていますが、ブースのお客様が居ない時間を見計らえばアポなしでも丁寧に応対してくださいます。

 

私は、グローネフェルト、スピークマリン、クリストフクラレのみ予約をとり、その他はアポなしでお話を聞きました。

 

 

会場内では、朝は軽くクロワッサンやデニッシュそしてドリンクが提供されます。

 

お昼は会場内にずらりと配置されたダイニングテーブルで、お好きなタイミングとお好きな場所でランチコースを頂くことができます。

 

この飲食サービスですが、もちろんおもてなしという側面もありますが、お席は全て自由ですので、偶然にも有名なコレクショナー(収集家)やジャーナリストと席が隣り合わせになり会話が弾んだり、食事をしながらリラックスした雰囲気の中で商談への道筋をつけることができ、とてもよい環境となっているのです。

 

サービスの方々もとても感じよく、非常によくできた会場構成だなと思います。

 

 

それでは、次からはそれぞれのブランドの最新作をご紹介してまいります!