2016年4月1日 (金曜日)
バーゼルワールド2016 ステラ・リポート(その2) Andreas Strehler

みなさま、こんにちは。

 

バーゼルワールド2016 ステラ・リポート第2回は、到着初日の21日にお会いした、アンドレアス・ストレーラー氏の作品をご紹介します。

 

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アンドレアス・ストレーラー氏(Andreas Strehler)は、スイス・ジルナッハに工房を構える独立時計師。

 

独立時計師協会(AHCI)の会員でもあります。

 

ハリーウィンストンの「オーパス7」でご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

彼のムーブメント制作技術は素晴らしく、多数のパテント(特許)を取得しています。

 

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その他、オーデマ・ピゲ、Hモーザー、クロノスイスなどのメーカーへのムーブメントの提供もしています。

 

その中でも、彼が開発し、ギネス世界記録で認定された「世界一正確なムーンフェイズ」の機構を、自身の作品に搭載していて、今回お会いして実機を見てみたかった一番の作品でした。

 

ちなみにどのくらい正確かというと、

 

200万年で1日の誤差

 

だそうです!

 

数学者に計算をしてもらい、算出された数値だそうですが、機構自体はとてもシンプルなものだということです。

 

 

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今回はこの4本を見せてくださいました。

 

左から

 

Lune Exacte(ルナ・エグザクト)

Time Shadow(タイム・シャドウ)

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The Sauterelle à lune perpétuelle(ザ・ソートレラルーナ・パーペチュアル)

The Papillon d’Or(ザ・パピヨン・ドール)

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ステラ・タイムピースギャラリーでは、ザ・ソートレラルーナ・パーペチュアルザ・パピヨン・ドールを取扱い予定です。

 

もちろん、その他のモデルも承れますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

夏前までには、実際にジルナッハの工房へお邪魔する予定にしております。

 

年間製作本数は、すべてのモデル合わせても計10本というとても稀少なタイムピースです。

 

製作依頼をしてから納品まで、およそ6カ月ぐらいかかるとのことですので、実機をギャラリーで皆様にお見せできるのは少し先になりますが、今からとても楽しみにしています。

 

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カタログにサインを頂きました!!

 

 

ストレーラー氏の時計作りの理念をお聞きしました。

 

それは・・・

 

「200年以上前からの伝統的な技術を使い、これから100年先も修理が可能なシンプルで美しい時計を作ること」

 

だそうです。

 

また、どうしても私が気になったことも質問してみました。

 

なぜ、ギネス記録認定までできた正確なムーンフェイズ搭載の時計を、自動巻きではなく、手巻きで作っているのですか?

 

その答えは・・・

 

自動巻きの時計は、巻きあげるたびに時計に命を吹き込むようなものだから、常に時計とともに時間を感じてほしいという願いを込めて、私の時計はすべて手巻きにしています。

 

でも、巻き忘れて止まってしまうことが極力ないように、パワーリザーブを長めに(78時間)するようにしています。

 

さすがに3日ぐらいで気付いてくれると思うから(笑)

 

とのことでした。

 

私も同じ理由で手巻き時計が大好きですので、とても共感してしまいました。

 

アンドレアス・ストレーラー氏の時計についてはまた改めて詳しくご紹介したいと思います。

 

その3へ続きます・・・